「 三昇堂小倉 」
新選組や幕末の勤皇志士が闊歩した京都 島原。 角屋, 輪違屋などが往時の面影を残しています。 そして, 島原と外の世界を隔てていた大門が, 今も堂々と存在感を発揮。
その島原大門のすぐ東にあるのが, 「三昇堂小倉」さん。 なんと住所は, 「 京都島原大門前 」。 めっちゃわかりやすい (^^)
三昇堂小倉 生麩餅 5個入 ( 1100円 )
小麦粉からとれるグルテンを元に, 生麩の生地を造っています。
しっとり, もちっとしていて, 繊細で吸い付くような柔らかさ。 ある程度の弾力はあるけど, 餅のように強いものではなく, 噛むたびに生麩の瑞々しい味わいと, その食感を味わえます。
「 生麩 」でしか味わえないこの柔らかさは, クセになるかも ? !
ゆばふ餅
笹で丁寧に包まれています。
トロッとしたつぶ餡に生姜の風味。 弾力のある生麩餅を噛む度に, 生姜の後味が口の中に広がります。
黒糖生麩餅
沖縄県産の黒糖を使ったトロッとしたこし餡。 黒糖独特の切れのある甘さと京生麩餅がドッキング。
京のお番茶入り 栗あん
ほのかに栗の味わいがする上品で控えめな甘さ。
生麩餅に混ざっているとされる京番茶の味はわからなかった (笑)
ヨモギ入りこし餡
過去に食べたことのあるよもぎ餅のように, ヨモギの味わいが全面に出ているわけではなく, あくまでも生麩餅の引き立て役。
ヨモギが控えめに奥ゆかしく, その風味を主張しています。 めっちゃ京都らしい味わい (^^)
控えめな甘さのこし餡との相性もピッタリ !
三昇堂小倉 京わらび餅 ( 700円 )
賞味期限は, 常温で8日位。
まずは, 冷やさず & 何もつけずに, そのままでいただきました。
生麩餅のように, 京わらび餅も, 口の中で吸い付くような “粘り” があり, 心地よい柔らかさ。
そして, 初めて体験する甘さ。 蕨本来の素朴で控えめな甘さなんでしょう。 美味しいです !
次は黒須黄粉 ( くろずきなこ 砂糖は入っておらず ) をまぶしていただきます。
きな粉自体が, かなり美味しい。 だから, 当然というか, やっぱりっていうか (^^) めっちゃ美味しくなった ! !
きな粉のコクと苦味, そして大豆本来の奥深い濃いー味わいと, わらび餅の素朴で控えめな甘さとが, お互い引き立てあって, 美味しさの高みへ上りつめているよう。
瑞々しい上品な味わいで, めっちゃ旨い ! ! ! !
三昇堂小倉 店内
こじんまりとした店内に, 京和菓子が陳列されています。
三昇堂小倉 アクセス
花屋町通壬生川西入ル ( 島原大門前 ) にあります。
・市バス 「 七条壬生川 ( ななじょうみぶがわ ) 」 バス停から徒歩約6分・
・JR梅小路京都西駅から徒歩約9分
・JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) から徒歩約25分。
市バス 「 七条壬生川 ( ななじょうみぶがわ ) 」 バス停へ
京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から
JR京都駅の中央口 ( 京都タワー側 ) の前にあるのが, 京都駅前バスターミナル ( pdf )。
赤マーク乗場 | 左からA1, A2, A3 |
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緑マーク乗場 | 左からB1, B2, B3 |
橙マーク乗場 | 左からC4, C1, C5, C6 |
紫マーク乗場 | 下からD2, D3 |
B3乗場(緑の右) | 86・88号系統 水族館・鉄道博物館 行き, 205号系統 金閣寺・北大路バスターミナル 行き, 208号系統 西大路駅 行き |
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C5乗場(橙右から2つ目) | 33・特33号系統 桂駅東口・三ノ宮・洛西バスターミナル 行き |
下車 | 「 七条壬生川 」 バス停バス停下車, 徒歩約6分で「三昇堂小倉」 |
四条河原町から
四条河原町バス停 ( pdf ) は, A~Hの合計8か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場 : 青 / B乗場 : 緑 / C乗場 : 赤 / D乗場 : 紫 / E乗場 : 橙 / F乗場 : 茶 / G乗場 : 黄 / H乗場 : 黒 |
四条烏丸 ( 地下鉄四条駅 ) から
四条烏丸バス停は, A~Gの合計7か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場 : 青 / B乗場 : 緑 / C乗場 : 赤 / D乗場 : 紫 / E乗場 : 橙 / F乗場 : 茶 / G乗場 : 黄 |
※ 京都市バスの掲載内容は, 経年と共に変更される可能性もありますので, 京都市バス時刻表でご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
JR「 梅小路京都西駅 」へ
JR京都駅 & 地下鉄京都駅から
JR京都駅32・33番線の嵯峨野線乗り場 ( 京都駅の一番北西の端 )
↓
各駅停車で1駅目の「JR梅小路京都西駅」下車, 徒歩約9分で「三昇堂小倉」
四条河原町から
阪急京都線「 京都河原町駅 」から [ 大阪梅田 行き ] に乗車, 1つ目の駅の「 烏丸駅 」下車, 地下鉄烏丸線へ乗換
↓
地下鉄烏丸線「 四条駅 」から [ 竹田 or 新田辺 行き ] に乗車, 『 京都駅 』下車, JR嵯峨野線へ乗換
↓
JR京都駅32・33番線の嵯峨野線乗り場 ( 京都駅の一番北西の端 )
↓
各駅停車で1駅目の「JR梅小路京都西駅」下車, 徒歩約9分で「三昇堂小倉」
四条烏丸 ( 地下鉄四条駅 ) から
地下鉄烏丸線「 四条駅 」から [ 竹田 or 新田辺 行き ] に乗車, 『 京都駅 』下車, JR嵯峨野線へ乗換
↓
JR京都駅32・33番線の嵯峨野線乗り場 ( 京都駅の一番北西の端 )
↓
各駅停車で1駅目の「JR梅小路京都西駅」下車, 徒歩約9分で「三昇堂小倉」
近くの観光スポット
島原
島原大門のすぐそばに, 三昇堂小倉さんがあります。
京都 島原は, 寛永18年 ( 1641 ) に前身にあたる六条三筋町から移され, その移転騒動が「 あたかも島原の乱の如し 」と流布したことにより, 「 島原 」と呼ばれるようになりました。
島原では, 宴席の揚屋やお茶屋と, 太夫や芸妓を抱える置屋とに分かれる営業形態をとっていました。 島原の営業形態は現在の祇園などと同じ。
よく島原は江戸の遊廓 吉原と同じだと思われがちだけど, 島原は遊郭の街でなく, 祇園と同じような「 花街 」。 江戸中期には俳壇ができるなど, 京都文化の中心的役割を果たしていました。
現在も島原には, 置屋である「 輪違屋 」, 新選組や志士たちが宴会や会合をしたお茶屋の「 角屋 」, そして「 島原大門 」など, 当時を偲ばせる歴史遺産があります。※ 輪違屋の内部を見ることはできません。
近くの宿泊施設
湯の宿 松栄
三昇堂小倉から徒歩約1分にあるのが, 「 湯の宿 松栄 」。
京都市内では珍しい充実した浴場施設がある旅館。 露天風呂やサウナも楽しめます。 本館 ・ 新館共に, リニューアルしているから, 綺麗なお部屋でゆったりと過ごせるのも嬉しいところ。
近くのラーメン屋
ラーメン ゆう
三昇堂小倉から徒歩約8分にあるのが, 「 ラーメン ゆう 」。
豚の旨味と脂っこさのバランスが絶妙なラーメン。 めっちゃ旨いです ! !
そして, チャーシューも美味しい。 豚のロースで, 脂身の旨さ&肉の噛みごたえも堪能できます。 店構えが昭和のラーメン屋で, 女性一人では少し入りにくいかもしれないけど, オススメのラーメン屋。
ラーメン名門
三昇堂小倉から徒歩約11分にあるのが, 「 ラーメン名門 」。 京都の数あるラーメン屋の中でもお気に入りの1店。
鶏の旨みが効いているトロみがかったスープ。 見た目ほど “こってり” しておらず, 程よいコクと旨みがちょうど良い加減。 野菜もたくさん煮込んだことが想像できる “甘味” も口の奥でほんのり感じることができます。 めちゃめちゃ美味しい ! ! ! !
三昇堂小倉 まとめ
今回, 「 生麩餅 」を初めて食べたけど, これだけ種類があるものだとは思わなかった。 生麩そのものが, あっさりした味わいだから, どんな味とでも合うのかも。
どれも生麩の瑞々しいもっちりとした食感と, その味わいを生かして美味しかったけど, 一番のお気に入りは, 「 ヨモギ入りこし餡 」。 ヨモギの控えめな風味との相性がピッタリでした。
そして,「 京のわらび餅 」も美味しかった ! !
豆の濃い味がするほろ苦いきな粉をまぶして食べると, 絶品の旨さ !
お金の余裕があるときに, めっちゃたくさん買って, お腹いっぱい食べたい欲求に駆られました (笑)
京都 島原を観光のした時に, 是非立ち寄ってみてください。 京土産にオススメです !
ちなみに, JR京都駅構内にも何店舗も常設店あり。
所在地 | 京都府 京都市下京区花屋町通壬生川西入ル薬園町152番地 ( 京都島原大門前 ) 上ル 下ル 西入 東入について |
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電話 | 0 1 2 0 - 3 7 4 - 0 5 4 ( 携帯電話, IP電話からは, 0 7 5 - 3 5 1 - 5 9 2 3 ) |
営業時間 | 1 0 : 0 0 ~ 1 8 : 0 0 ( 定休日 ・ 営業時間は、変更する場合があります ) |
定休日 | 水曜日 三昇堂小倉ホームページ |
※ 営業時間 ・ 定休日 ・ 料金等は変更されることがありますので, 店にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。 ご了承ください。
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