「 ミューズ カフェ 」
寺町商店街から御池通を渡って, 寺町通を北へ向かっているときに見つけたお店｡ 京都市役所の北, 寺町通二条上ル西側にあります｡
エスニック料理は大好きだから, 即入店｡ アジアンダイニング ＆ カフェのお店です。
ミューズ カフェ 日替りの1プレートランチ ( 900円 )
四角の白いお皿に料理が盛られて出てきます｡ この日は, アジアンハンバーグ ・ 鶏のからあげ ・ 春雨の和え物 ・ サラダ ・ ご飯 ・ カップスープ｡
アジアンハンバーグ
通常のハンバーグのように肉と玉ねぎの味わいだけじゃなくて, 舌の上で少しピリッとするスパイスの風味が味わえます｡ 美味しい !
もう少し大きさがあれば, なお良かった｡
普通のハンバーグと違うところは, 春雨とキクラゲが入っています｡ ガッシリ肉で武装した塊というよりは, やや水気が多く柔らかい｡ 肉でのアピールよりも, あくまでもエスニックな一味違う味付けで勝負しています。
ちなみに, 基本のメニューには, アジアンハンバーグ ( 580円 ) もあり｡ こっちはもっと大きいんだろう｡
鶏のからあげ
これまた普通の唐揚げじゃなくて, エスニック風の味付け｡ カレーに使われるスパイスの風味が味わえるます｡ スパイスの名前は忘れた (笑)
これも, 美味しいです !
春雨
日本風の酸っぱい味付けじゃなく, ナンプラー ( 魚油 ) を効かせたエスニックな味わい｡ これも旨い｡
カップスープ
写真撮る前に飲み干してしまった (^^) エスニックな味｡
ご飯
大盛 ( +50円 ) にしたけど, ちょっと物足りなかった｡
他の料理は全て美味しかったけど, ご飯は不満｡ オープン後の最初のお客だったから, 前日の余りのご飯だったかも｡ 歯切れが悪く, 塊のようになっているところがチラホラ｡ 他が美味しかっただけに残念｡
コーヒー
ランチについています｡
コーヒー ( hot or ice ) ・ 紅茶 ( hot or ice ) ・ オレンジジュース ・ アップルジュース ・ グレープフルーツジュースから選択可能｡
やや苦味が強く, コクも感じられる｡ 濃いめの味わいで円やかだけど, ちょっと水っぽさも感じます｡ ただ, 十分美味しい｡
ランチについてくるコーヒーとしては合格点でしょう｡ 期待していなかっただけに, 嬉しい誤算 (^^)
ミューズ カフェ 店内
「ミューズ カフェ」のオススメポイントは, 店内｡
奥に広いエスニックな落ち着いた雰囲気｡テーブルや椅子も木を使ったもの｡
ゆったり落ち着いて寛ぐことができます｡ ちょっとしたリゾート気分も味わえます (^^)
コーヒーも美味しいから, ランチだけじゃなくてなく, 喫茶店としての利用もOK｡
ミューズ カフェ アクセス
地下鉄 「 京都市役所前駅 」 の改札を出て, ゼスト御池 ( 地下モール ) 11番出口から徒歩約3分｡
近くの観光スポット
寺町商店街 ( 寺町通 )
ミューズ カフェから徒歩約4分にあるのが, 「 寺町商店街 ( 寺町通 ) 」｡ 京都のショッピングエリアです。
豊臣秀吉の整備計画によって, 寺町通にお寺が移転してきたために, それぞれのお寺の境内が縁日などに利用され, 多くの人が集まるようになってきました｡ 寺町通の周辺には見世物小屋なども集まるようになり, 賑わいを見せるようになってきました｡
本能寺
ミューズ カフェから徒歩約4分にある今の本能寺は, 河原町通と寺町商店街に挟まれるている, 賑やかな場所にあるけど, 境内に入ると周りの喧騒が嘘のように静かで落ち着いた雰囲気｡
本能寺が「 本能寺の変 」を含めて, 度々火災にあったために, ” 匕 ” という文字を嫌って, ” 去 ” という文字を使っていることが印象的でした｡
ちなみに, 本能寺の変は今の本能寺であったわけじゃありません。
下御霊神社
ミューズ カフェから徒歩約3分にある下御霊神社のご利益は, 「 疫病退散 」｡ 応仁の乱 勃発の地でもある 御霊神社 ( 上御霊神社 ) の南にあったから, 下御霊神社と呼ばれていました｡
江戸時代の明和七年 ( 1770 ) の秋, 京都は干ばつに見舞われました｡ その時当時の下御霊神社 神主の出雲路定直が, 夢のお告げで境内の一か所を掘らせたところ, なんと, 清らかな水が湧き出て, 万人を救うことができました｡ そして, その水は,「感応水」と名付けられたそう｡
残念ながら現在はその井戸の痕跡はないけど, 同じ水脈からくみ上げた水を改めて「 御霊水 」と名付け, 自由に飲めるようになっています。
京都御所
ミューズ カフェから徒歩約4分にあるのが, 「 京都御所 」｡ 地元では ” 京都御所 ” といっているけど, 本当は「 京都御苑 」といいます。
京都御所は歴代天皇が住んでいた場所で, 京都御苑の中にあるのが「 京都御所 」｡ ただ, 京都市民も「 京都御苑 」なんていう人は一人もいません｡ みんな「 御所 」って言ってます。
京都御所は, 北は今出川通, 南は丸太町通, 東は寺町通, 西は烏丸通に囲まれ, 南北約１,３００m, 東西が約７００mの広大な敷地で, 京都市民の憩いの場。
その中に, テニスコートやグラウンド, 松や梅, 桜, 楓など約５万本の樹木があり, 多くの野鳥も生息しています｡ 京都御所では「 オオタカ 」の生息も確認されているんです。
木屋町通
ミューズ カフェから徒歩約6分にあるのが, 「 木屋町通 」｡ 北は二条通から南は七条通までの, 横を流れる高瀬川沿いの約2,8kmにわたる通り｡
ミューズ カフェからも近い二条通から御池通の間は『 上木屋町 ( かみきやまち ) 』というエリア｡ 木屋町通沿いに日本料理屋やお洒落な店があります。
ただ, 木屋町通のイメージを一言でいうと, リーズナブルな「 飲み屋街 」｡
上木屋町とは違って, 三条から四条の間の木屋町通沿いには, 手頃な飲み屋が多い｡ 昔は私もよく飲みに行きました｡ ちなみに, 学生の頃は, 四条通から少し上がったところの飲み屋でバイトをしていました (^^)
そして, 木屋町通のもう一つの顔が, 「 幕末関係の歴史 」｡ 幕末好きにはたまらない通りです｡ 特に, 四条通～御池通の間には, 「 坂本竜馬寓居跡 ( 龍馬通 ) 」や「 佐久間象山・大村益次郎遭難の地 」, 木屋町通から少し離れるけど, 新選組がその名を挙げた「 池田屋跡 」などがあります｡ 食事の前後で, 歴史ウォークを楽しんでみてはいかが。
そして, 最後の顔が, 「 桜 」。
木屋町通は夜の街だけど, 桜の時期だけは, 昼間も華やか｡ 木屋町二条下ルの一之船入辺りから五条通にわたって, 高瀬川沿いに桜並木が続きます｡
鴨川ピクニック
ミューズ カフェから徒歩約6分で, 鴨川。
夏の暑い時と冬の寒い時以外は, 鴨川沿いを散歩や自転車に乗っていると, 本当に気持ちいい ! !
鴨川のように鮎が遡上してくるような川が, 都市の繁華街の中を流れているっていうのは, なかなか他ではないんじゃないでしょうか｡ 京都が魅力的に感じるのは, この街中を流れる鴨川が理由のひとつだと思ったりしています。
京都 桑原町
ミューズ カフェから徒歩約8分, 京都地方裁判所の北側にあるのが, めっちゃ不思議な町, 『 京都 桑原町 』。
裁判所の一部と道路だけ｡ 建物などは一切なし｡ 何のためにあるのか？？？？だらけ｡ 実は, この不思議な町が存在しているのには, 今は, 学問の神様として知られている菅原道真 ( すがわらのみちざね ) が関係しています。
ミューズ カフェまとめ
サラダ以外の料理は, ちょっとひねったエスニックな味つけ｡ ご飯以外は, 全て美味しかった !
気に入ったら, 次回からは単品のメニューで思う存分いただくのが良いのかも｡ そして, 店内はエスニックな落ち着いた雰囲気だから, 長居したくなります (^^)
料理はおいしかったけど, 腹ペコ時には満足はできません｡ 店の雰囲気も含めて, 食後にドリンクを飲んでゆったり寛ぐことを前提としていれば, 900円は納得できる料金｡
コーヒーも結構いけたから, カフェ利用もあり｡
| 所在地 | 京都府 京都市 中京区 寺町通二条上ル 要法寺前町 ７ １ ７ － １ 上ル 下ル 西入 東入について |
|---|---|
| 電話 | ０ ７ ５ － ２ １ ２－２ ９ １ １ |
| 営業時間 | 月 １ １ ： ３ ０ ～ １ ６ ： ０ ０ / 火 ・ 木 ・ 金 １ １ ： ３ ０ ～ １ ５ ： ３ ０, １ ７ ： ０ ０ ～ ２ ２ ： ０ ０ / 土 ・ 日 ・ 祝 １ １ ： ３ ０ ～ ２ ２ ： ０ ０ ( ラストオーダーは閉店30分前 ) |
| 定休日 | 水曜日 ミューズ カフェ(Mew’z cafe) ホームページ |
※ 営業時間 ・ 定休日 ・ 料金等は変更されることがありますので, 店にご確認ください｡ 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます｡ 予めご了承ください｡
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