京都の夏の風物詩と言えば、川床と五山送り火。
今回は、鴨川納涼床で食事をしながら五山送り火の「大文字」が観賞できるプランを販売している鴨川納涼床のお店を紹介します。
鴨川納涼床と五山送り火の「大文字」を同時に体験したい人にオススメです。
- 京都大好き人間
- ラーメン・カレー・麻婆豆腐がBEST3
- 20年以上京都・大阪で観光関係の仕事
- 現在は家族の理由で大阪在住
- その前は祇園祭の鉾町在住。
- 一児の父さん
京料理 梅むら
伊藤博文も訪れた宿のおもかげを残すお店が「京料理 梅むら」。
山海の幸に四季折々の味覚を添えてもてなす高瀬川会席、京懐石は一品一品に板前の心意気が込められています。
8月16日の五山送り火「大文字」が納涼床で観賞できるプランを販売しています。
舞妓さんの踊りも見られるから川床+大文字+舞妓=大満足。
【五山の送り火 特別懐石】
※点火時間は20時から
※人気があるから早めの予約をオススメします。
※すでに満席の場合があり。
アクセス
木屋町通御池下ル東側の路地を入った先にあります。
・地下鉄東西線「京都市役所前駅」1番出入口から徒歩約2分
・京阪「三条駅」7番出入口から徒歩約5分
京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町515
鶴清
昭和初期に築造された鶴清は木造3階建・総檜造り。
鴨川に影を写す壮大な楼閣です。
京都川床で最大の広々とした床。
これぞ鴨川納涼床。
8月16日の五山送り火「大文字」が川床で食事をしながら観賞できるプランを販売しています。
【五山送り火鑑賞プラン】納涼床で大文字を鑑賞しながら食事を(全11品 8/16限定/川床席確約)
※点火時間は20時から
※人気があるから早めの予約をオススメします。
※すでに満席の場合があり。
アクセス
木屋町通五条上ル東側にあります。
・京阪「五条駅」3番出入口から徒歩約2分
・市バス「河原町五条」バス停から徒歩約3分
京都市下京区木屋町五条上ル下材木町451
鴨川納涼床について
現在の鴨川納涼床。
鴨川のすぐ横を流れる人工の禊川 ( みそそぎがわ ) の上に床が組まれています。 ※鴨川は写真の右側に流れている。
鴨川納涼床の歴史は、江戸時代の慶長終わりから寛永年間までさかのぼります。
最初は鴨川の河原で遊女歌舞伎などの見世物で賑わうようになり、見物席や茶店ができたのが始まり。
明治・大正時代になると、鴨川の両岸に高床式の床が設置され、三条大橋の下では鴨川の流れの上に床を設置していました。
大正時代の治水工事で鴨川の横に上の画像の禊川 ( みそそぎがわ ) ができ、昭和の初めごろに現在私たちが見ているような鴨川納涼床の姿になりました。
現在、京都で川床といえば、鴨川・貴船・高雄の3つの地域で開催されています。
京都 五山送り火について
お盆に帰ってきたご先祖様を冥府へ送る伝統行事。
「大文字」、「妙法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」の5つの文字が夜の京都に浮かび上がります。
これら5つの送り火はすべて京都市登録無形民俗文化財に指定されています。
点火時間
・大文字:20:00
・妙法:20:05
・船形:20:10
・左大文字:20:15
・鳥居形:20:20
点火の順番について
東山の大文字から順番に点火するのは冥府へお帰りになる魂への道しるべ。
西方浄土へ魂を送るという意味があります。
・亡くなった人が向かう「西方浄土」へ向いている東山の『大文字』が最初に点火。
・次に点火される「妙法」の読経によって死者の魂は鴨川を渡られる。
・鴨川を渡るのには船がいるから、その次の船形に火が点いて鴨川を渡るための「船」がお出迎え。
・最後の鳥居形に火が点り、西方浄土へ向かわれる魂の道しるべの門が開く。
五山送り火の点火の順番には意味があるんですね。
ちなみに、左大文字はその起源に関する伝承等は不明。
御所の池に写った東山の大文字の姿を映した等の俗説が伝わるのみ。
まとめ
どうでしたか。鴨川納涼床で食事をしながら五山送り火の「大文字」が鑑賞できるプラン。
8月16日の五山送り火の日に鴨川納涼床を予約するのはなかなか難しい。
床席を確約できるプランは貴重です。
画像情報提供 : 一休レストラン
コメント