鴨川納涼床いつからいつまで?川床の歴史や夜に肌寒かったら?急な雨は?カフェで安く川床体験できる?!
「 鴨川納涼床 いつまで 」
京都の夏の風物詩といえば「鴨川納涼床」。
鴨川のすぐ西を流れる禊川 ( みそそぎがわ ) の上に床が設置されます。
鴨川納涼床は、夏の暑いとき以外はいつからいつまで開催されているか意外と知らないのではないでしょうか。
そして、鴨川納涼床はいつから始まったのか?屋外だから夜に肌寒かったらどうするのか?
そして、食事中に夕立等の急な雨が降ってきたらどうするのか?
合わせて、鴨川納涼床を開催しているおすすめのお店や安くリーズナブルな川床カフェも紹介します。
鴨川納涼床はいつまで開催?
通常、鴨川納涼床は5月1日~9月30日まで開催されます。
ただし、2022年・2023年の鴨川納涼床は10月31日まで延長されました。
お客さんや加盟店から要望があったみたいだけど、2024年も10月は暑そうだから10月31日まで延長してほしいもの。
延長されるなら、9月以降に発表があると思います。
※現時点では2024年が10月31日まで延長されるかは不明。
鴨川納涼床はいつから始まった?
鴨川のすぐ横を流れる人工の禊川 ( みそそぎがわ ) の上に床が組まれているのが「鴨川納涼床」。 ※鴨川は写真の右側に流れている。
鴨川納涼床の歴史は江戸時代の慶長終わりから寛永年間までさかのぼります。
最初は鴨川の河原で遊女歌舞伎などの見世物で賑わうようになり、見物席や茶店ができたのが鴨川納涼床の始まり。
明治・大正時代になると、鴨川の両岸に高床式の床が設置され、三条大橋の下では鴨川の流れの上に床を設置していたよう。
大正時代の治水工事で鴨川の横に上の画像の禊川 ( みそそぎがわ ) ができ、昭和の初めごろに現在私たちが見ているような鴨川納涼床の姿になりました。
夜に肌寒かったらどうする?
鴨川納涼床は屋外だから、特に5月と9月の夜には肌寒い日もあります。
夜桜の時と同じで、できれば寒くても大丈夫な服装で行くのがBEST。
ただ、昼間は暑いから薄着でいて、そのまま鴨川納涼床で食事中に肌寒くなる時もあるかも。
どうしても寒い時は店の人にいえば、大概は毛布等を持ってきてくれます。
寒い時は我慢せずにお店の人に言いましょう。
京都川床で急に雨が降ってきたら ?
私も経験あるけど、鴨川納涼床で急に雨が降ってきたら、料理を抱えて急いで店の中に避難 (^^)
ただ、こうゆう体験もなかなか乙なもん (笑)
雨が止んだら、再び川床で食事をします (^^)
「えっ、店内が満席だったらどうするの?」
土日祝日は特にそう。
当然、そう思いますよね。
実は、店側は雨が降ってきたときの避難用の座席もちゃんと店内に確保してあるんです。
だから、川床の時期は通常の店内の席が空いていても、「満席です。」と断られる場合があります。
建物の中にも雨用の席を確保しておかなければならないから。
鴨川納涼床 おすすめ店
南は五条通辺りから北は二条通辺りまでの禊川 ( みそそぎがわ 鴨川のすぐ西横を流れる人工の川 ) の上に組み立てられたテラスの上で食事をするのが鴨川納涼床。
・下木屋町 ( しもきやまち ) : 木屋町通五条 ~ 木屋町通団栗 ( 団栗橋 )
・西石垣 ( にしいしがき ) : 西石垣通 ( 四条通から始まる木屋町通の東隣の通り )
・先斗町 ( ぽんとちょう ) : 先斗町の東側 ( 鴨川側 )
・上木屋町 ( かみきやまち ) : 三条木屋町 ~ 二条木屋町
京都川床は ? と聞かれて, 一番最初に思い浮かべるのは「鴨川納涼床」じゃないでしょうか。
京都らしい風情のある食事スタイルは京都の夏の風物詩です。
鴨川納涼床 下木屋町おすすめ店
木屋町通五条辺りから木屋町通四条下ルの団栗橋までが「下木屋町 ( しもきやまち )」。
大人の雰囲気が漂うエリアです。
京料理 田鶴
木屋町通高辻下ルにあるのが「京料理 田鶴」。
川べりの川床席を確約できるプランがあるのも嬉しい。
主人自ら毎朝市場で吟味した旬の素材を使い季節を感じさせる献立を提供。
月彩 ( かっさい )
「月彩」は素材の旨味を引き立てる和食居酒屋。
厳選した旬の素材を活かすようにシンプル且つ繊細な料理が自慢。
さらに下木屋町のお店を見る
鮒鶴京都鴨川リゾート LE UN ( ルアン )
明治3年創業の料亭旅館の趣を今に伝えるのが「鮒鶴京都鴨川リゾート」。
文人墨客のサロンとしても機能してきた京屈指の由緒ある空間です。五層楼閣様式の歴史を感じる中でフレンチがいただけます。
京都鴨川倶楽部
木屋町通の歩道から入る細い石畳のアプローチの先にあるのが「京都鴨川倶楽部」。
数寄屋造りの町家でいただくのは、本場で修業したシェフが作る和のテイストを随所に取り入れたイタリアン。
画像はイメージです。
鴨川納涼床 西石垣おすすめ店
鴨川と木屋町通の間にあって、四条通から木屋町通に合流するまでの南北約120メートルの短い通りが「西石垣通」。
この西石垣にも川床が楽しめるお店があります。
京料理 ちもと
1718年 ( 享保3年 ) 創業以来、数多くの文人墨客に愛されたのが「京料理ちもと」。
四季折々の旬の食材や京野菜を用いた月替わりの献立を楽しめます。
メゾン・ド・ヴァン鶉亭 ( うづらてい )
「メゾン・ド・ヴァン鶉亭」に足を踏み入れると、京都らしい風情と趣ある和の装いに所々洋のテイストを加えたモダンだけど懐かしさを感じる大人のための贅沢な空間が現れます。
京都・滋賀のホテルで20年ソムリエとして活躍したオーナーがおもてなしする大人のためのワインダイニング。
画像はイメージです。
鴨川納涼床 先斗町おすすめ店
鴨川と木屋町通の間にあって、四条通から龍馬通 ( 三条通の1本南の通り ) までの南北約500メートルが「先斗町」。
先斗町は京都 五花街のひとつだから、細い道の両側にお茶屋さんが何軒もあり、京都らしい街並みが続きます。
先斗町 禊川
京都らしい街並みが両側に続く先斗町にあるのが「先斗町 禊川」。
料亭で京料理をいただくように和食器に美しく盛られたフランス料理を箸で楽しむことができます。
京フレンチきしもと
フレンチ一筋20年余のシェフが繰りなす料理は幅広い年代の方に愛される京風フレンチ。
フレンチの技術をベースに、地元京都の食材や調味料を駆使したあっさりと食べやすいフレンチが自慢。
さらに先斗町のお店を見る
京焼肉 新 先斗町店
洗練されたムードで上質な焼肉を堪能できるのが「京焼肉新 先斗町店」。
契約畜産農家から一頭買いする信頼の近江牛や厳選した黒毛和牛を使用。
京都牛懐石 稲吉
店内は美しい木目の楢の床が落ち着いた雰囲気で、2階は全て個室。
全国から選び抜かれた最も良い肉質の国産黒毛和牛をメインにした懐石料理がいただけます。
料理屋うしのほね本店
先斗町に佇む一軒家が「料理屋うしのほね本店」。
1階席には落ち着いた雰囲気のお座敷、2階席には鴨川を眺めながらのテーブル席。
鴨川納涼床 上木屋町おすすめ店
三条木屋町から二条木屋町までが「上木屋町 ( かみきやまち )」。
雰囲気の良いお店が軒を連ねています。
京料理 さつき
江戸時代は山口県の藩邸控屋敷、維新後は兵学者・大村益次郎の常宿だったところにあるのが「京料理 さつき」。
歴史ロマンあふれる築150年の雰囲気の中で、旬の素材を使った季節ごとの京料理がいただけます。
豆屋源蔵
お茶屋を改装した趣きある建物でいただけるのは、豆腐やゆば中心のヘルシーな京料理。
豆腐メインで盛り付けも繊細で美しく、カジュアルな京料理がいただけます。
さらに上木屋町のお店を見る
河久
木屋町通三条上ルの賑やかな場所にありながら、街の喧騒を感じさせない路地の奥にあるのが「河久」。
あえて演出的な盛り付けもせず、素材本来が持つ味を堪能できるお店。
梅むら
伊藤博文も訪れた宿のおもかげを残す京料理のお店が「梅むら」。
山海の幸に四季折々の味覚を添えてもてなす高瀬川会席、京懐石は一品一品に板前の心意気が込められています。
鴨川納涼床 昼の川床でランチ ( 5月・9月 )
京都川床は、京都の夏の暑い時期のイメージがあると思うけど、通常9月30日まで開催しています。
そして、5月と9月は夜だけではなく、昼に川床のランチをやっているお店もあり。
だから、5月・9月の京都川床のおすすめの楽しみ方は『昼の川床』。
天気のいい日の昼の川床はめっちゃ気持ちいい ! !
川床のランチは夜に比べてリーズナブルなのも嬉しい。
5月・9月の京都川床ランチの安いリーズナブル店から高級店まで掲載
鴨川納涼床 カフェ
最近では、鴨川納涼床にもカフェが増えてきました。
川床カフェなら鴨川納涼床を安くリーズナブルに体験することができます。
川床入門体験としても最適!!
鴨川納涼床 いつまで まとめ
鴨川納涼床は、通常5月1日~9月30日まで。
ただし、鴨川納涼床は10月31日まで延長されることもあり。
5月と9月に開催される「昼の川床」では鴨川納涼床でランチが食べられます。
ランチだから、夜に比べて安くリーズナブルに鴨川納涼床を楽しむことができるからオススメ。
是非一度、京都の夏の風物詩「鴨川納涼床」を体験してみてください。
京都の川床は、鴨川納涼床だけじゃなくて貴船川床と高雄川床もあります。
画像情報提供 : 一休レストラン
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